特に学校関係の方々、保護者の皆様におかれましては、声にならない声、声にあげづらい日々の負担の大きなことと存じます。

 私も3人の子どもに恵まれ、一番上の子は今年の4月から中学生、下の二人は小学5年と2年になります。

 私の子ども達の通っていた小学校は今年で四校による統廃合により閉校となります。

 長女は140年を超える小学校の歴史の最期の卒業生のひとり。

 下の子たちも最後の在校生となり、新年度からは違う小学校に通い始めることとなります。

 皆様の学校でも同様の事かとは存じますが、新型コロナウイルスの影響により卒業式はとてもつつましやかなものとなり、

 また、保護者や教職員で同じく企画しておりました思い出を語り合うイベントや上映会なども全て中止となりました。

 これまで時間を繰り合わせながら子ども達と教職員の皆様、そして保護者にとって素敵なひとときとなるように取り組んできたものが、

 そのほとんどを形にすることができないままになってしまいました。

 私は小学校の統廃合にまつわる組織の一員としても活動しておりましたので、これらに関する催しも中止、

 また今後の自粛の中でこれから行われる予定だった催しも中止または延期といったことにもなるかと存じとても悲しく辛い気持ちでおります。

 そこで、誠に微力ながら、同じ子を持つ親として、また、学校関連にわずかながらに関わる身として、

 当館、セルバン白雲館・セルバンロッヂで何かできることはないかと考えて企画いたしましたのがこの度のこのプランです。

 皆様が元々予定されていた心のこもった企画を今一度、形にするお手伝いができたらと思っております。

 皆様が当初ご予定されていたご予算の範囲で、当館施設を可能な限りご自由にご利用ください。

 皆様の大切な思い出の場として当館をご利用頂ければ、望外の喜びでございます。

どうぞ、よろしくお願い致します。